称念寺薬師如来立像　滋賀県高島市　2015年8月16日

公開済み 2015 年 8 月 16 日

滋賀県高島市マキノ町上開田

8月15日16日　　称念寺薬師如来立（薬師堂）
33年に一回の本開帳　17年に一回の中開帳

小さめのお堂の厨子に安置されていました。扉が全開ですが扉の高さが胸の高さまでで首から上が隠れて見えません。下からライトを照らし見上げると辛うじて確認できました。正面からだけの拝観です。後ろ横は見えません。写真を撮らせていただき、画像を見ると表情が少し分かりました。

隣の小さなお堂には丈六の阿弥陀如来座像が安置されています。向かって右側に数体の破損仏が置かれていました。

薬師如来立像 215.6cm ヒノキ一材　両袖の前寄り　両足先矧ぎ付け　背刳りして上下2段蓋板を当てる
1074製作　仏師僧源僧の作　量感喪失し　衣文表現簡略　写真では前後は薄いです　（仏像集成より）国重文
阿弥陀如来座像　277.8cm　前面　頭体を通して正中線で左右２材矧ぎ
三道下で割り矧ぐ　後頭部　背面材をを矧ぐ　内刳り有り　膝前部は後補 12世紀　県指定
この場所の近くに重文の仏像のある寺院が２か寺有りますが秘仏で開帳はしてないようです。