大聖院 だいしょういん 宮島 2016年11月12日

廿日市市宮島町210

 

不動明王坐像 姿 98.7cm ヒノキの一木造 重文 1006年 

20世紀前半に仁和寺、真乗院から移された像と伝わる。

東寺西院の秘仏不動明王坐像にならって作られた像と考えられている。

大願寺から南方向へ緩い坂を数分で門が見えます。不動明王は霊宝館という名前の収蔵庫に安置されて、入口はガラス戸で、常時覗くことができる。事前に連絡をすると中で拝観させていただけるという2012年のブログを読んで、事前に電話でお伺いしたが拝観は受けてないと言われた。

行きは階段の途中左側に小さくあり気がつかずに通り過ぎました。ガラス張りで照り返しがあり見えにくいが全体はなんとか分かります。不動明王の他何点か展示されているが説明版がなくよくはわからない。

十一面観音立像の姿   193cm 寄木 玉眼 県文 観音堂安置 もと厳島神社本地堂に祀られ明治に移された。

広い観音堂の奥中央に安置されて常時拝観出来る。靴を脱いでお堂に入り、正面には行けないが左右には比較的近くまで 寄れるので拡大鏡でなんとかわかりました。ややくらい。

もと厳島神社の別当寺。