願成就寺がんじょうじゅじ 秘仏十一面観世音菩薩ご開帳 2017年3月26日

滋賀県近江八幡市小舟木町73-1

願成就寺 滋賀県近江八幡市

秘仏十一面観世音菩薩ご開帳 (49年に一度の開扉)。中開帳25年。

3/25(土)~27(月) 10:00~16:00 

以下引用初*******************

開創は聖徳太子に遡り、推古27年(619年)の開基とされています。鎮護仏教として、定着を目的に、諸国に四十八の建立を目指し、この地に及んで目的が達成されたことから「願成就寺」と名乗られたと伝わっています。

引用終***********************

①本堂 日牟禮八幡宮本地仏、四天王像(持国天・広目天・多聞天・増長天)、本尊(大光普照十一面観世音菩薩:秘仏:国指定重要文化財)

②護摩堂(不動堂)五大明王像【降三世(ごうさんぜ)夜叉明王、軍茶利(ぐんだり)夜叉明王、大威徳(だいとく)夜叉明王、金剛夜叉明王】、大日大聖不動明王

③地蔵堂 木ノ中延命地蔵大菩薩、満願寺地蔵、閻魔大王

・十一面観音立像 106.7cm カヤ一木造 頂上仏面 天冠台の九面 上腕部 底部角枘まで一材彫成 内刳り無し ノミ目を残す 11世紀末~12世紀 重文

・地蔵菩薩立像 161cm 寄木 玉眼 13世紀後半 重文

・地蔵菩薩立像 117cm ヒノキ一木 前立尊 11世紀 県指定

十一面観音は厨子が開扉されて、頭上面の細部は見えにくかったが全身は足下まで良く拝観できた。彫りは浅かった。丁度拝観者が途絶えた時間帯だったので厨子の前に人がしばらくいなかった。

県文の地蔵が重文の仏像の正面に安置されているので、重文の地蔵は左右から拝観できた。漆地が残っているのか煤のせいか真っ黒である。撮影不可。

車の難易度、普通。(容易>普通>やや注意>注意>難)

駐車場は徒歩数分の市営駐車場に置いた。近くでも置けたようだ。