巖倉寺いわくらじ 聖観音立像 帝釈天立像 島根県安来市 2017年10月26日

安来市広瀬町富田562

巖倉寺いわくらじ  真言宗高野山派 安来市広瀬町

山佐村(現広瀬町)の高気山岩倉平にあったが、文治3年(1187)現在地に移動。

・聖観音立像 175.8cm 素木 右腕を含む一木造 無理に一材から気取りした印象有り 翻波式に近い衣文有り 平安前期の雰囲気残す

・帝釈天立像 156cm 一木造 内刳り 後世の彩色で覆われる 像様から帝釈天とは言えない 重文

・毘沙門天

道沿いに山門があり石段を上っていくとすぐ本堂に着きます。

住職さんに丁寧に説明していただきました。安置されている厨子は約400年前の慶長年間の製作とのこと。真ん中に聖観音菩薩立像 向かって右に帝釈天立像。 向かって左の毘沙門天は寄木造りで、傷みがかなりあり。帝釈天の表情は後補の修復を除くと、どんな尊貌かと想像した。要予約。写真可。

駐車場 広瀬絣センターに置かせてもらい、数分ほど歩く。(駐車場は広い)