遍照寺へんじょうじ 阿弥陀如来立像 亀山市西町 2019年4月

三重県亀山市西町524

阿弥陀如来立像 99.1cm 檜材 割矧造 鎌倉 県文

腹前で折り返した大衣のへりを旋転させ左肩に幅広に懸ける手法は、快慶の弟子世代以降にみられるもので、本像大衣のへりの渦文、目尻の切れ上がったやや強い表情や張りの強い面相、やや太めの衣文などは、 行快による滋賀県・阿弥陀寺阿弥陀如来像(文暦2=1235年)に極めて近い。したがって本像の制作年代は13世紀第三半期頃(鎌倉中期)とみられ、快慶の弟子の中でも個性的な行快の作風に極めて近い像として注目される(三重県の文化財より)

観音菩薩坐像 30.8cm ヒノキ 寄木造り 1252年院派の仏師 勢至菩薩立像 45.6cm ヒノキ 割矧ぎ造り 当初は中尊とは三尊形式をなすものではない。

あらかじめお願いして拝観させていただきました。

補修前の写真を見ると黒く見えるが、補修後は当初の金色が出ている。

車の難易度、普通。(容易>普通>やや注意>注意>難)

駐車場有り(門前に1~2台分)