福田寺 地蔵菩薩像 釈迦如来像 京都市南区久世 2019年7月

京都市南区久世殿城町5番地

地蔵菩薩像立像 133.2㎝ ヒノキ一木造 内刳り背板 10世紀頃 無指定

釈迦如来像立像 132.5㎝ 複雑な衣文線 左右に渦巻文 平安半ば 無指定

予めお願いして拝観させていただきました。

本堂の厨子に、向かって左地蔵菩薩、右に釈迦如来が並んで安置されています。2躯とも存在感を感じます。正面からは足下と顔の表情は見えにくいが、厨子の左右からは全体を確認する事は出来ます。地蔵菩薩立像はY字状衣が見て取れて、蓮肉まで一木のようです。釈迦如来の左右に渦紋が複数あり衣文も線も深く刻まれています。

龍神像(市文化財)も拝観させていただきました、龍神堂に祀られています。福田寺はこちらが有名のようです。永く雨乞いの行事の時は水を被っていたようでかなり痛みが目立ちます。 都跋毘沙門天の足下の毘藍婆あるいは尼藍婆像であった可能性があるようです。

車の難易度、普通。(容易>普通>やや注意>注意>難)

駐車場有り(数台分)